ぶらり車いすバリアフリー旅行

バリアフリーな観光地
車椅子で行く滝巡り

滝は緑や水飛沫に囲まれて浴びてマイナスイオンをたっぷり浴びられる。また、滝の音はもう一つの魅力です。都会の喧騒音は我慢できない方でも、轟音でも滝の音なら30分も平気で居ることができる。滝の音は明日への活力を与えてくれると言う方もおられます。
滝へのルートですが、一般的に最寄りの道路から、遊歩道を降り、滝壺に近づくことができます。車椅子で行く場合の走行可否の判断ポイントはこの遊歩道の傾斜度・舗装・段差などの状態です。まず、傾斜度は走行距離や介助者の有無や介助者の年齢にもよりますが、5〜7%が許容される条件でしょう。舗装については、走行可能な路面は舗装路か未舗装でも凸凹がない固い路面です。逆に走行不可能な路面は凸凹がある柔らかい未舗装路面や砂利路です。段差については、階段は全く駄目です。緩やかなスロープ上の路面に時々ある小さな段差であり、介助者が居れが走行可能でしょう。段差解消のために、日光の華厳の滝でエレベーターがあり、袋田の滝ではエレベーターとトンネルがあります。
滝によっては、滝壺へ行く階段の手前や別の場所に車椅子でアクセスできる展望台を設けている所もあります。しかし、この場合、絶景は楽しめても、マイナスイオンが滝の音を楽しむことが出来ません。

車いすで行く袋田の滝

袋田の滝の入り口に到着するには車椅子ユーザーに厳しい急な坂道を上がります。入り口付近に車でアクセスできませんので、自走ができない方は屈強な介護者を伴うか、電動車椅子にしましょう。
入場券を購入したら、入り口から順路に沿ってトンネルに入り、約180m進むと袋田の滝を吊り橋から間近で見られます。約201m進むと、右手に滝つぼからわずか10メートルほどに迫る第一観瀑台があります。
さらに30m進むと、第二観瀑台行きのエレベーターがあります。4階建ての第二観瀑台デッキまでは車椅子で行けます。車椅子では第二観瀑台の第二デッキ・第三デッキへ行くことが出来ません。第二観瀑台はエレベーターを降りてすぐの場所が第一デッキで、そこから階段を登ると第二デッキ・第三デッキに行くことができます。第一デッキからはほとんど見えない四段目の滝も、第三デッキに登れば見ることができます。
バリアフリー設備として、袋田の滝の滝ではエレベーターとトンネルがあります。袋田の滝の滝で一番難所の段差は有料トンネル入り口前の約30mmの坂道です。

車いすで行く華厳の滝

上観瀑台(2階建て)と下観瀑台(3階建て)がありますが、車椅子では通行可能なのは、上観瀑台(2階建て)の1階のみです。メインの建物に入らずに、車椅子で上観瀑台に行けるバリアフリー通路に行きましょう。狭くやや急な坂があります。
下展望台は3階構造(1階・B1階・B3階)になっています。1階はエレベーターを降りて、長い渡りスロープと70段の階段を下ったレベルにあります。当然ながら、車椅子では長い渡りスロープの先端までしか行くことができません。
1階が最も広く、下層に行くほど狭くなっています。B1階はお土産売り場と記念写真撮影コーナーが設けられています。B3階は滝を最もダイナミックに見ることが出来るが、滝が見られるスペースが最も狭い。B3階から見える崖の岩肌も相当な迫力があります。
車椅子障害者の管理人が展望台に行きたいと希望した場合でも介助や支援はありませんか」と。尋ねると「やっていません」と言う回答でした。しかし、あるWebサイトには「華厳の滝はバリアフリー対応の有料エレベーターで車椅子の方も滝壺まで安全に降りられます」との記述があります。サイト管理人の方、確認してください。

車いすで行く那智の滝

那智の滝は飛瀧神社の階段を通り滝壺拝所へ向かうのが通常の参拝ルートです。このルートは車椅子では通行不能ですが、関係者専用駐車場に駐車すると、駐車場の奥に柵があり、その先が車椅子用通路になります。
車椅子ルートの入り口は柵の横にインターフォンがあるので、車椅子利用の旨と人数を申告します。飛瀧神社の社務所からスタッフが来ていただけます。スタッフの到着まで数分は待ちます。スタッフの介助を受けることは出来ません。
滝壺拝所までかなりのアップダウンがあるルートで100m余りです。舗装路ですが路面は荒れていますので、非力な人は介助者が必要です。
滝壺拝所は2段あり、車椅子用通路からは上段に到着します。下段へは階段移動なので、車椅子では降りることはできません。車椅子で滝に近づくことができる滝は少ないです。那智の滝のような名瀑にこれほど車椅子で近付けるとは本当に珍しいです。
別宮 飛瀧神社(那智御瀧)への車椅子受入れは2023/07/23以降、停止されています。

車いすで行く湯滝

湯滝の滝壺はバス停から約500m、駐車場から約150mの距離にあり、その間は平坦な概ね舗装路です。従って、自走式車椅子でも楽しめるバリアフリーな滝です。
注意する点は身障者用の駐車スペースから湯滝に向かうルートは避け、一般駐車場からは舗装路を通り湯滝へ進みましょう。身障者用駐車スペースを利用した場合は、未舗装区間を迂回して車椅子で車道を戻り、一般駐車場から湯滝にアクセスしましょう。
湯滝レストハウスを過ぎると滝下観瀑台があります。観瀑台は左側が高く、右側より3段高い木製デッキです。左側にはベンチもあり、車椅子で移動できます。観瀑台から高さ70m長さ110mの流れを眼前に楽しめます。ただし、湯滝観瀑台から先の両側の遊歩道は階段路です。車椅子で移動できる範囲は駐車場から観瀑台までです。
滝を上から見下ろせる上部観瀑台もありますが、ここにバス停は無く、約700m間の平均勾配5%もり、歩道が無く、道路の両端は車椅子が走行できる路面ではありません。

車いすで行くアリシベツの滝

アシリベツの滝は「日本の滝百選」に選ばれ、高さ26m、水量も豊富で、迫力ある姿が楽しめます。滝は右側の厚別川本流を落ちる雄滝と左側の清水沢川の落ちる雌滝に分かれています。アシリベツの滝に車でお越しの方は、国営滝野すずらん丘陵公園の渓流口駐車場に車をとめ、遊歩道を歩いて行くことができます。バスでお越しの方は、地下鉄真駒内駅から国営滝野すずらん丘陵公園東口行きバスに乗車し、渓流口バス停で下車しましょう。
渓流口駐車場から遊歩道があり、アシリベツの滝(厚別の滝)まで広くゆったりした遊歩道(車椅子可)を約1.1km伸びています。平均勾配は3%未満ですが、滝近くの約200mは橋もあり9%の勾配です。ここの200mは老々カップルの車椅子使用者にはちょっときついかもしれませので、公園案内所で「電動カート」を借りて乗り換えましょう。

車いすで行く白糸の滝

白糸の滝(静岡)のアクセスは車かバスになります。バスはJR富士宮駅から白糸の滝行の路線バス(乗車約30分)です。一日に14便が運行され、昼間は6時及び10時台に2便・それ以外の時間帯は1便です。車椅子マークのバスが運行されています。
車椅子ユーザーが白糸の滝にアクセスする方法は二通りあります。走行距離が約700mあり、途中の500mは約10%の傾斜が続きますが、滝壺にかなり近い滝見橋までアクセスできるルートを選ぶか、走行距離が約200mで、途中のほぼ平坦な道が続く、滝壺にかなり遠い対岸の展望所までアクセスできるルートを選ぶかです。
車椅子優先駐車区画・多機能トイレ・白糸の滝観光案内所は有料の白糸の滝観光駐車場に、車椅子優先駐車区画・多機能トイレ・休憩所は無料の白糸自然公園の駐車場にあります。
ハンディのちから:ハンディ生活にちから(力)になる応援情報サイト内の画像・素材を
無断で複製・転載・転用することはご遠慮ください。
Copyright(C)2005.ハンディのちからAll Right Reserved.