マクロ交換レンズ
ミラーレス一眼カメラのマクロ交換レンズは被写体に寄ってピントが合わせられるという点(接写)が特徴です。接写の基準はありませんが、花や昆虫、小物といった小さな被写体を撮影することを言う場合が多く、クローズアップ撮影とも呼ばれます。また、マクロ交換レンズは一般的には撮影倍率が等倍を超えるレンズを指しています。被写体を大きく捉えられるため、迫力ある写真の撮影を可能にします。また被写体の新たな一面を発見できるという点も、マクロレンズによる撮影の魅力です。ダイナミックな接写撮影や、ポートレートや風景写真など幅広いシーンで活用できます。マクロ交換レンズは撮影したい被写体に応じて、レンズの焦点距離による画角と、最短撮影距離による近づきやすさのバランスを考慮して選びます。
最近、ズームレンズの最短撮影距離が短くなり、近接撮影もズームで対応できるようになっています。
近接専用に設計されたマクロレンズは、より被写体に接近して大きく写す事が出来るので、肉眼では捉えられない独特の世界観で写真を撮ることができます。
マクロ交換レンズのメリットはつぎの通りです。
- 通常F2.0前後の明るいレンズが多く、シャッタースピードを速くできるので、暗い場所でもブレずにシャープな写真が撮れます。
- 絞り値が小さくなりボケ活かした写真を撮りやい。90~105m前後の中望遠マクロはボケを大きくしやすく、背景をボカしたいポートレート撮影向き。
APS-C専用の広角・標準マクロ交換レンズの価格は5万円前後で、重さも約300gまでとコンパクトで軽量です。43.8×32.9mmフォーマットデジタルカメラGFX 50Sの性能をフルに引き出すポテンシャルを備えているGマウント用中望遠マクロレンズは約30万円と高額です。
「区分・広角開放F値(FW)・望遠開放F値(FT)・広角焦点距離(広角mm)・望遠焦点距離(望遠mm)・光学ズーム倍率(光ズ)・最短撮影距離(距離cm)・35mm判換算最大撮影倍率(倍率)・重量(kg)・発売月・価格(楽天市場・円)」の比較をできます。