パソコン

Macはデメリットを探すのが大変

管理人のパソコン生活は概ね30年になりますが、最初の6年間がWindowsパソコン、その後の4年間がMacintoshとWindowsパソコンの併用、直近20年間はMacintoshパソコンを使っています。もうWindowsパソコンに戻る気持ちはなく、これからもずっとMacintoshパソコンを使い続けるでしょう。そんな気持ちにさせたMacintoshパソコンについてお話しさせてください。Macintoshパソコンを押し付ける意図はありませんが、この記事を読まれて感じるところがありましたら、パソコン購入を検討する際は、Macも検討して頂ければと思っております。
Macintoshパソコンのデメリットについて、体験談を交えてお話しします。デメリットには価格・Mac利用不可のサイトがある・Microsoft Officeの互換性がありますが、体験談を読んでいただくと、デメリットで無くなることが実感できると思います。  

価格

  • Macintoshパソコンは高いとの認識があります。少し違うと思います。正しくはMacintoshパソコンには低い性能のモデルが無いのです。CPUの視点で考えると、最低ランクのモデルでもWindowsでのミドルクラスのi5搭載モデルからのラインナップになります。WindowsパソコンはCeleronやCorei3搭載マシンがあるので海外モデルなら4〜5万の価格帯から揃ってます。しかし、Macintoshパソコンにはその価格帯のモデルが無いので、相対的に高い印象かと思います。これは、CeleronやCorei3搭載だとどうしても遅くなってしまう状況が多々出てしまうので、Appleは採用していないのでしょう。快適に使用できる性能が必要なので、どうしてもミドルクラス以上の高額なモデルのラインナップになってしまうのです。逆に、MacBook Airですと10万円以下なのでミドルクラスのモバイルパソコンで考えると日本メーカーのWindowsパソコンより安価になります。
  • 例えば、NECの2019年発売のデスクトップパソコンで検証してみましょう。まず、CPUについて見ると、Windowsパソコンは下位機種からCeleron®プロセッサー(11.4万円)・ Core™i7-10510Uプロセッサー(3機種・(16.2〜20.5万円))です。一方、Macintoshパソコンは下位機種からCore™i5プロセッサー(2機種・(21.9〜24.0万円))・Core™i7プロセッサー(1機種・27.6万円)です。Windowsパソコンの下位機種に使われているCeleronやCorei3プロセッサーはMacintoshパソコンでは使われていません。MacintoshパソコンとWindowsパソコンとの価格差は約5〜7円です。メリットの「使用目的に合わせる」の3つの優位性を考えるとそれ程実際の価格差はないかと思います。従って、インターネツト・MIcrosoft Officeを使う程度の使用であればWindowsパソコンの下位機種で十分でしょう。しかし、デザインやゲームなどに使用するなら、Macが大きな選択肢になるでしょう。

Windowsデスクトップ


Macデスクトップ

Mac利用不可のサイトがある

  • 「Mac利用不可のサイトがある」ことは、パソコンシェアが14.29%のMacintoshパソコンの弱いところです。何年か前までは、国や団体、教育機関等はWindowsのインターネット・エクスプローラーしか対応しないサイトが幾つかありました。
  • しかし、管理人はここ数年いくつものオンライン申請などを行なっていますが、Macintoshパソコンが使えなかったことはありません。万が一、Macintoshパソコンが使えなくても、iPhoneで利用できるサイトもあります。

電子(オンライン)申請


Microsoft Officeの互換性

  • Microsoft Officeとパソコンの関係性はつぎの三通りあります。一つ目はMicrosoft Officeは、仕事スタンダードなアプリなので、パソコンを使って仕事するならWordやExcelは必ず入れておきたいアプリケーションです。Microsoft Officeを使って仕事をメインにパソコンを使用する場合はWindowsパソコンがおすすめです。二つ目はプライベートでMacintoshパソコンを使って、仕事用にMicrosoft Officeが標準アプリケーションとして使えるWindowsパソコンを使われる両刀使い方ももいらっしゃいます。三つ目は管理人もそのうちの一人ですが、Adobeのグラフィックソフトウェアの使用がメインのためにメリットの「使用目的に合わせる」の3つの優位性を考えMacintoshパソコンだけを使い、Microsoft Office相当ソフトウェアを使うユーザーです。Microsoft Office相当ソフトウェアとして、管理人はMicrosoft Officeの標準アプリケーションである「Pages」「Numbers」「Notes」とGoogleドキュメントを使っています。これらはプライベートで使うには十分と言うか、Microsoft Officeの使いやすさがあります。
  • Macintoshパソコンを使ってMicrosoft Officeを使うも一つの方法として、Mac版のMicrosoft Officeが販売されています。しかし、Windows版とは完全互換では無いことと約4万円の追加費用が発生することが残念です。現行のMac版Office2019はデザインはWindows版とほぼ同じユーザーインターフェース、メニューレイアウトになったので見た目の違いや操作性の違いはなく、基本的な利用なら問題無いと思います。仕事でマクロを利用したExcelファイルを使用している環境の場合は検討が必要です。管理人が以前に利用したDTPが学べる学校では、Macintoshパソコンを使ってMicrosoft Officeの学習をして、公の認定試験も受験できていました。このことを踏まえて、レポート作成や通常の関数利用等の場合は互換性に問題は無いと思います。
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