MacデスクトップPC

今すすめのiMac情報はこれだ!

24型ディスプレイiMac

iMac24インチモデルはiMac史上初めてのディスプレイサイズです(実質23.5インチ)。外観(フォルム)が大幅に刷新され、CPUもApple M1チップからApple M3チップに、ストレージは全てSSDに、メモリは8GBユニファイドメモリに、ディスプレイは24インチ4.5K Retinaディスプレイに、ネットワークはWi-Fi 6E(802.11ax)にグレードアップされ、2023年11月7日に発売されました。また、カラーの豊富になりました。従来の21.5型がエントリークラスであったのに対して、中級者でもストレスなしに使える仕様です。
しかし、AppleシリコンはM3チップになりましたが、MacBook AirやMacBook Proに搭載されているM3 Proチップ・M3 MAXチップ搭載機種がありませんので、上級者には物足りないスペックです。

MacデスクトップPCとiMac

アップル社のデスクトップパソコンはiMac・Mac Pro・Mac miniの3機種があります。
Mac Proは高額でプロフェッショナル用途向きです。Mac miniは優れたデスクトップコンピュータであるだけではなく、ホームオートメーションから巨大なレンダーファームまで、あらゆるものを動かし、既存のディスプレイやキーボードを使用することができます。
このページではMacの源流とも言うべき、オールインワンデスクトップ型で、ディスプレー部分にコンピュータを内蔵し、スタンドで宙に浮いた状態というデザインのiMacを取り上げます。
iMacにはディスプレイサイズを基準に、24インチ4.5Kモデル(3タイプ)があります。iMac Proは高額でプロフェッショナル用途向きですのでここでは触れません。

iMacの選択肢とユーザー像

iMacを選ぶときの基本仕様は画面サイズ・画面解像度・CPU・GPU・RAM(メモリ)・ストレージ・OS・価格を考慮するとよいでしょう。
ユーザー像はつぎのとおりです。
  • 動画を見る等エンターテイメントや資料作成やブログ更新といった作業がメインのユーザー
  • 上記に加え、写真現像・編集やデザイナー
  • 上記に加え、デザイン制作・動画編集等のクリエイター
最後に何故Macintoshなのかをお話しします。管理人が購入した最初のパソコンは、Windows97を搭載したNECのデスクトップパソコンでした。5年後にDTPの学校で初めてMacintoshに出会いました。卒業する頃に「Mac Pro」とAdobeのソフトウェア一式を100万円弱で購入しました。つまり、Windowsパソコンに慣れ親しんでいましたが、便利に使えるようになりWindowsに戻るのが難しくなったユーザーの一人です。
もう一つの理由がiPhone・iPadを愛用しており、WindowsよりもMacを使った方が、より連携がスムーズになり、効率や生産性が高まることは間違いないと感じていることです。
つぎに重視すべきMacの性能は、正確にはどんなアプリケーションを頻繁に使うかによって変わってきます。デザイン系であれば、メモリ・GPU・画面サイズが重要になるし、大きなデータの保存が必要な人にとっては、ストレージが重要となるでしょう。ここでは、多くのユーザーに当てはまるであろう重視すべき性能について紹介していきます。

iMacメリット

iMacデメリット」

ディスプレイ

ディスプレイが、ユーザーが重視すべきMacの性能上位なのは、ディスプレイが大きいと多くの情報を一度に表示することができ、情報の視認性が高まるからです。ディスプレイが小さいよりも大きい方が、1つよりも複数のほうが、効率と生産性が大きく高まることが確認されています。私の実体験としても、小さなディスプレイで操作するよりも、大きなディスプレイで操作するほうが楽だし、余計な操作が少なくて済むという実感があます。
また、Macの場合、Apple製の「Retina Display」というディスプレイは、非常に高精細できれいな表示ができるので、クリエイターには最適であります。
管理人がディスプレイの大きさにこだわる使い方を紹介します。
  • Adobeオンライン講座を視聴するときに、ブラウザと当該アプリケーションの2〜3画面を表示
  • Adobe Dreamweaver・illustrator・Photoshopの2〜3画面を表示
  • Safari・Fireworksの2〜3画面を表示

ディスプレイの画面サイズ

A4(21.0cmX29.7cm)を実寸サイズで並べると、ワークスペースを含むと62cmX36.0cmくらいになり、21.5インチではキツイです。

ディスプレイの画面解像度

iMac 24インチの画面解像度は4,480x2,520ピクセルの4.5K表示が可能です。Safariのブラウザ画面を2つ並べてみると作業領域の違いがよく分かります。

非RetinaとRetinaの違い

iMac 24インチはRetinaディスプレイです。フルHD(非Retina)と4K/4.5K/5K(Retina)ディスプレイの画質の差は歴然です。非RetinaのiMacはドットが目視できるので文字が粗くなります。4K/4.5K/5K(Retina)ディスプレイならドットを目視できなくらい高精細に表示できるので目に優しく長時間作業しても疲れにくいのです。

CPU・GPU

CPU

8コアCPU(24型モデル)のiMacです。

GPU

GPUは、パソコンが計算したものを映像として出力するときの処理を行う、映像専用のプロセッサです。GPUは処理できる計算方法が限られているプロセッサで、シンプルな計算を大量のコアで並列的に処理することができます。
現代のパソコンではCPUの性能差よりも、GPUの性能差のほうが、パソコン全体のスピードを左右しやすいと言われています。動画編集をしたりデュアルディスプレイ環境にするのなら、8CoreのiMac24インチがよいでしょう。

メモリ(RAM)

iMac24インチのメインメモリは8GBユニファイドメモリです。iMacはSSDストレージを搭載していますので、8GBのメインメモリでもそこそこ快適に動作します。iMacの場合はMacBook Air・Proよりもメインメモリの依存度が低いので、テキストベースの作業なら標準仕様の8GBのメインメモリでも動作しますし、Apple社によって開発されたMac専用の動画編集ソフトFinal Cut Pro Xの動画編集も8GBのメインメモリでも作業することができます。
ただ、管理人の体験から、Adobeのアプリケーションの起動は8GBでは遅く、アプリケーションを起動し切り替えて作業するとモタつくので、必須のメモリ容量は最低16GB(将来を考えると32GB)と考えるので、メモリはワンランク上に増設しておいた方がいいでしょう。
メモリ(RAM)は、通電している時だけ情報を記憶できる装置で、情報の出し入れがめちゃくちゃ早いという特徴があり、アプリケーションの命令に応じて素早く情報を出し入れする。メモリが重要なのは、メモリの容量の大小によって操作のスピードが大きく変わるからです。
パソコンでは、ストレージ(HDDやSSD)に情報を保存するようになっている。ところが、このストレージ(特にHDD)は、情報を出し入れするスピードがとても遅い。アプリケーションは1つの操作に対して無数の情報を出し入れする必要があり、これをストレージで行うとパソコンが遅くなってしまう。そこで、パソコンにメモリは必須の装置なのでなのです。
特に、クリエイターが使用するアプリケーションでは、グラフィックス・写真・映像・編集作業など、膨大な情報と操作が必要となることが多いので、メモリの容量が少ないと、高性能なCPU・GPUを搭載しても、高性能を活かすことができなくなります。

ストレージ

iMacのストレージは256GBあるいは512GBのSSDです。パソコンに必要最低限の情報だけを保存し、過去の情報やバックアップは外部ストレージに保存しておく仕組みを実現すれば、iMacのストレージをデフォルトで問題ないでしょう。
ストレージは通電しなくても情報を保存できる装置のことで、HDDとSSDが一般的です。仕事で重要な情報を扱うことが多い人は、1つのパソコンが壊れただけで、全ての情報にアクセスできなくならないようにするために、情報のバックアップを保存しておくことが重要です。そのためには外部ストレージを導入するのがもっとも良く、扱う情報量が小さいのであれば、クラウド上で情報を保存してくれるサービスが簡単で安価で安全で最適です。
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