ぶらり車いすバリアフリー旅行

浴槽内昇降機で湯船に浸かる

「浴槽内昇降機で湯船に浸かる」では、 立ち姿勢を保持できない車椅子使用者が、浴槽内に設置された昇降機に乗って湯船に浸かることができる浴槽内昇降機入浴設備をご紹介しています。昇降機構の違いによって、つぎの2つがあります。

バリアフリーの宿選択時の車椅子利用者の障害度

◯浴槽床が昇降する浴槽内昇降機:湯船の床が昇降式となっており、湯船の床が上がり縁と同じ高さの状態で専用の車椅子を湯船の床の中央で止めます。介助者が湯船の床を降下させます。車椅子のまま入浴が可能です。浴室内完結型。
◯専用シートが昇降する浴槽内昇降機:座面を浴槽の縁などに固定し、座面部分を昇降させて座ったまま入浴させることができるので、介助者の負担軽減にもなる。充電式の電動タイプが一般的。浴室内非完結型、浴室内移動補助具が別に必要。

浴槽床が昇降する浴槽内昇降機

湯船の床が昇降式となっており、専用の車椅子を利用することで、車椅子のままご入浴が可能です。専用の車椅子をフラットになった湯船の床まで移動し、レバーを引くと床が下降し、湯が注入され、入浴できる仕組みです。
湯船の床に固定し移動しますので、比較的に揺れは少ない。

専用シートが昇降する浴槽内昇降機

浴槽の両縁で支えた専用のシートを浴槽内で昇降させ、フラットになった湯船の床まで降下させることで入浴が可能です。浴槽内に最下部までシートが降りるので体が浸かった状態で安心した入浴ができる。ただし、シートの厚み分だけ、体がお湯からでます。また、浴槽が小さい場合は、介助者が一緒に入ることは難しい。
浴槽の両縁で支えた専用のシートに座り移動しますので、比較的に揺れは少ない。シートの幅は36cm・41cmの2種類です。
「ハンディのちから」では下記の3宿泊施設に加え、ホテル秘境の湯をご紹介しています。
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