ゼラニウムの肥料
ゼラニウム向きの肥料
ゼラニウムには生育旺盛でつぎつぎと花を咲かせる品種がたくさんあります。ガーデニングに使用する肥料には、化成肥料や有機質肥料、その他肥料(石灰質肥料、有機配合肥料、液体肥料、活力剤など)があります。有機質肥料はゼラニウムにはあまり必要がなく、ゼラニウムの肥料には化成肥料を用います。
また、市販の肥料には窒素(N)・リン酸(P)、カリ(K)などの成分が必ず表示されています。ガーデン肥料のNPK比には5つのパターンがあります。ゼラニウムに窒素(N)分が多い肥料を与え過ぎますと、葉ばかり茂って花付きが悪くなったり、株を弱らせる原因になります。ゼラニウムの肥料にはリン酸(P)成分が多い肥料が適しています。
ゼラニウムの施肥方法
施肥方法は何種類かあります。ゼラニウムの肥料の施肥方法は、株元に固形の化成肥料を置く「置き肥」や原液を薄めたり・粉末を溶解して薄めた液体肥料を水やりの代わりに施す方法が適しています。
ゼラニウムの施肥量
ゼラニウムは年間を通じて生長の程度が異なりますので、必要なゼラニウムの肥料の量も異なります。特によく生長する春と秋は置き肥と液体肥料の両方を施し、あまり生長しない真夏と冬は置き肥か液体肥料のどちらかにします。
ゼラニウムの肥料の置き肥は、粒状の化成肥料を月に1回、一鉢に3~4個置きます。1か月使った粒状の化成肥料は形は残っていますが、肥料成分は抜けていますので取り去ります。そのとき、新しい粒状の化成肥料は前と別の位置に置きます。
ゼラニウムの肥料の液体肥料は規定量の2倍の水で薄めて、毎週施肥します。