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「ペラルゴニウムの育て方」では、ペラルゴニウムの花がら摘み・枯れ葉摘み・ソフトピンチ・切り戻し・挿し木などのペラルゴニウムの育て方情報をご紹介しています。 春に咲く一季先のペラルゴニウムは、冬の寒さが苦手なので冬は保温しますが、ある程度の寒さに約1か月以上当てないと開花しませんので過保護は禁物です。また、植え替えや挿し木などの作業は秋に行います。
ペラルゴニウムは生育旺盛でよく伸びるので、ペラルゴニウムの育て方で大切なことは日々の手入れで整枝したり、株元の蒸れを防ぐことです。

ペラルゴニウム育て方

ペラルゴニウム苗の購入

当然のことですが、ゼラニウムを育てるにはペラルゴニウムの良い苗を購入しなければなりません。
○はしり苗の購入は止めて、しっかりした旬の苗を買います。
○節がつまり、低くて茎が太く、葉が大きくピンと伸びている苗を選びます。
○根が白く丈夫でポット底から少しだけでている苗を選びます。
○病害虫のいない苗を選びます。
管理人が楽天市場のエンジェル・グランパッソ・ラベンダーラス・シドイデスなどのペラルゴニウム苗をつぎの「ペラルゴニウム商品紹介」ボタンからご紹介していますのでご覧ください。
ペラルゴニウム
商品紹介

花が咲き終わったら(花がら摘み)

ペラルゴニウムの育て方で大切なことは花がら摘みです。ペラルゴニウムの花は大きく、花びらが柔らかく、傷みやすいのでこまめな日々の手入れが必要です。開花期間中は雨に当てないようにします。
咲き終わっ花は、花茎ごと手で下の節の上から摘み取ります。6月が過ぎて花の時期が終わったら、咲き終わった花がらや株元に落ちた花びらは、きれいに取り除きます。

枯れた葉や変色した葉

ペラルゴニウムの育て方で大切なことは葉の管理です。枯れた葉や変色した葉を放置すると、病気の原因になります。枯れた葉や変色した葉は早めに取り除きます。枯れた葉や変色した葉を取り除くことで、風通しがよくなり、株元の蒸れを防ぐことができます。

肥料

肥料は、4月から8月までは粒状の化成肥料を置き肥として月に1回施肥するか、1週間に1回、薄めの液体肥料を施肥するかのどちらかにします。9月に植え替えたときは元肥を施肥します。

ゼラニウムの整枝

ゾナル系ゼラニウムの育て方で大切なことはピンチや切り戻しで形を整えることです。
ペラルゴニウムは生育旺盛でよく伸びますので、ソフトピンチが必要です。茎の先へ先へ伸びようとするために、枝分かれせずに、株の下の方がすかすかして、間延びした姿になってしまいます。購入した当時のコンパクトな姿を保つためには、枝分かれを促進する作業、所謂「ソフトピンチ」を日頃から行う必要があります。ソフトピンチを行うと、茎の先端の芯(生長点)が摘み取られて、先端の生長が止められ、脇芽が伸びて枝分かれします。
しかし、茎が長く伸びて、すかすかした株になってしまったら、茎を短く切り詰めて形を整える、切り戻しを行います。 切り戻しは、2節分をハサミで切り取ります。
夏までに草丈が伸び、下葉が枯れてきた場合、整姿をするために秋の切り戻しを行います。全体の半分から三分の一に切り詰めます。また、切り戻した枝を挿し木に使うこともできます。この時期に植え替え作業を行います。

ゼラニウムの更新

ペラルゴニウムの育て方で大切なことは株を更新して、元気な株を栽培することです。ペラルゴニウムの新しい株を作る方法は挿し木が一番です。ペラルゴニウムはたいへん根付きやすいので、挿し木で簡単に株を殖やすことができます。ペラルゴニウムの挿し木の適期は9月です。
ペラルゴニウムの挿し木の手順はつぎのとおりです。
1.脇芽から出た枝の先端を葉を4枚ほど付けて切り取ります。
2.下葉・花芽・花がらなどを取り除いて挿し穂を作ります。
3.挿し穂を水を入れたコップに1時間ほど浸け、吸水させます。
4.ポットにバーミキュライトなどの用土を入れ、事前に水やりを行って湿らせておきます。
5.挿し穂の下の節が埋まる位置まで、用土に挿し込みます。
6.挿し木後は、強い風が当たらない場所で、乾燥させないように管理します。
7.2~3週間して発根し始め、芽が伸びはじめます。このころにポリポットに鉢上げしてすぐに摘心を行います。
8.鉢上後は、日向に置いて鉢土の表面が乾き始めたら水をやり、カリ分の多い1000倍の液体肥料を10日間隔で施肥します。
9.1か月以降は、3か月に1回の3要素等量の置き肥か、リン分の多い1000倍の液体肥料を10日間隔で施肥します。

栽培カレンダー

ゼラニウムの栽培カレンダーは次の通りです。

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