Mac OSのアップグレードとクリーンインストール
アップグレードインストールとは、現在使っている設定やソフト、書類を残したまま今使っているOS(Mojave(10.14.6))を最新のOS(Big Sur(11.4))にグレードアップすることです。この場合、予期せぬ不具合の発生が生じることがあります。
一方、クリーンインストールは内蔵ストレージを初期化してOS(Big Sur(11.4)を新規インストールする方法です。いったんMacをまっさらな状態にするため、予期せぬ不具合の発生が抑制されます。
一方で、つぎのような準備作業と設定作業が必要になります。
- タイムマシンなどで現在の環境を完全にバックアップすること
- 移行アシスタントなどでデータを復元すること
- 一部のアプリケーションの再設定
今回のアップグレードインストールでは動作速度が我慢できないほど遅く、クリーンインストールで何とか我慢できる動作速度が得られました。
アップグレードインストールでは、
- ログイン画面が表示されるまで:2分00秒
- メニューバーが表示されるまで:4分56秒
- デスクトップアイコンが表示されるまで:8分42秒
- 常駐アプリがアクティブになるまで:6分40秒
クリーンインストールでは、
- ログイン画面が表示されるまで:1分26秒
- メニューバーが表示されるまで:2分20秒
- デスクトップアイコンが表示されるまで:2分52秒
- 常駐アプリがアクティブになるまで:4分20秒