ガーデニング&園芸

クリスマスローズ栽培

クリスマスローズはキンポウゲ科の植物で初心者でも育てやすいことで知られ、 毎年花を咲かせる耐寒性多年草の植物で、寒さに強く育てやすいのが大きな特徴です。クリスマスローズの栽培場所は庭の花壇でも、鉢植えでも楽しむことができます。クリスマスローズの楽しみは花が少ない冬から早春の花だけでなく、常緑種であれば、いろいろな形や色の葉も庭に彩りを添えてくれることです。

株を殖やす

クリスマスローズの繁殖は種まきと株分けで。自家栽培のクリスマスローズのタネが熟したらそのまま採取して蒔きます。発芽まで時間がかかるので乾かさないように管理します。発芽後3年ほどで開花します。 クリスマスローズの株分けは秋が適期です。株分けすると生育が少し悪くなりますので、株分けする場合は大株を大きく分けます。

植え付け時期

クリスマスローズの植え付けは鉢の中が根でいっぱいになってきたら植え替えの時期です。花後の5月~6月か、10月頃が適期です。真夏の植え替えは弱るので避けた方がよいです。クリスマスローズは有機質に富んだ土を好みますで、地植えの土には腐葉土を混ぜ込み、鉢植えの用土は赤玉土70%+腐葉土30%とします。

栽培場所1

直射日光が当たらない比較的明るい場所を好むが、夏期に直射日光に当たると生育が衰えます。夏に1鉢は直射日光が1~2時間しか当たらない場所に、もう1鉢は直射日光が終日当たる場所(40%遮光)に置きました。翌年春に前者は見事な花をつけ、後者は一輪だけ咲きました。寒さには比較的強いが、簡単な霜よけをしておくとよい。

栽培場所2

クリスマスローズには原種系と交配種系があり、それぞれの栽培場所は多少異なります。原種系のクリスマスローズの栽培場所は、直射日光が当たる落葉樹の下などが理想的ですが、交配種系は原種系に比べて暑さに対する適応力があり丈夫なため、比較的、場所を選ばないで栽培できます。

肥料&水やり

肥料は4月~6月&9月~11月に油かすを少々施肥します。元肥として堆肥や腐葉土などの有機質肥料を用土に混ぜ込みます。鉢植えのクリスマスローズには、1回/2週間の頻度で液体肥料を施肥しています。クリスマスローズは乾燥に強いですが、夏期は乾燥し過ぎ、乾いたらたっぷりあげます。

苗の種類

クリスマスローズの苗には小苗=1年苗[9cmポット植えなど]や2年以降苗[15cmポット植えなど]・開花見込み株・開花株の3つがあります。小苗・開花見込み株のクリスマスローズの苗選びは、苗が元気に生育しているかどうかを見極めます。

クリスマスローズ・花色別苗


クリスマスローズ・品種別苗

良い苗&悪い苗

小苗・開花見込み株のクリスマスローズの苗選びは、苗が元気に生育しているかどうかを見極めます。『良い苗』は数が少なくてもしっかりした葉が出ています。『悪い苗』は細かい葉がたくさん出て、葉ばかり出ており、開花したとしても花が小さく埋もれるように咲いたり、開花が遅れたり開花しないこともあります。

苗の育て方

2.5号~3号ポットの小苗は秋に出回り、価格もお手ごろのものが多い。 秋に購入しても、翌年春には開花ぜず翌々年春になります。小苗を購入したら直ぐに4号鉢に植え替えます。つぎに翌年の春に根鉢を崩さずに5号鉢に鉢増しします。そして翌年の秋に6号鉢に鉢増しして株を充実させると、開花見込み株になり翌々年の春に開花します。

クリスマスローズ・ショップ

冬の庭を彩る

花壇でも、鉢植えでも楽しむことができます。クリスマスローズの楽しみは花が少ない冬から早春の花だけでなく、常緑種であれば、いろいろな形や色の葉も庭に彩りを添えてくれることです。クリスマスローズは、花の少ない春早くから花をつける植物で、寂しくなりがちな冬の庭を彩ってくれます。

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