ガーデニング&園芸

クリスマスローズ栽培・冬の管理

「クリスマスローズの冬から春の管理」では、冬から春のクリスマスローズの置き場所・水やり・置き肥と液体肥料の使い方・古葉とり・種とりの3つの方法情報をご提供しています。

置き場所

クリスマスローズの置き場所は午前中日当たりがよい場所に置きます。 庭植えであれば、落葉樹の下の場合は自然に落葉した枝の間から日光が射し込みます。常緑樹の下の場合は、常緑樹を刈り込み日当たりを確保します。 鉢植えは、午前中日当たりがよいバルコニーやルーフテラスに鉢を移動します。

水やり

クリスマスローズの水やりは、晴れた日の暖かい午前中に、鉢土の表面が乾いたら、鉢底から流れ出るまでたっぷりします。夕方の水やりは気温が下がり、凍結の恐れがあり株によくありません。栽培条件により異なりますが、おおむね1週間に1~2回程度です。

肥料

クリスマスローズは、花を咲かせ、種を作ることにエネルギーをたくさん使いますので、定期的な追肥は重要です。開花中の追肥はリン酸分とカリ分が多い置き肥と液体肥料を使います。置き肥は2月頃1回、液体肥料は水やりも兼ねて一か月に2~3回施肥します。

古葉取り

古葉とりは重要な作業です。古葉とりの適期は花芽が立ち上がる前の11~12月です。その年の春に立ち上がった傷んだ古葉を取り去ることによって、株元の日当たりと風通しが良くなり、花芽が立ち上がりやすくなります。古葉は新芽や花芽を切り取らないように、消毒したハサミで葉柄の株元を3cmくらい残して切り取ります。

種取り

種とりは重要な作業です。たくさん種を作ってしまうと、株の体力が十分回復しないまま夏越ししてしまい、その後の生育が悪くなったり、花付きが悪くなることがあります。 従って、花の傷みの程度を観察しながら、つぎの「種取りタイミング」の要領で不要な花柄などは早めに切り取ります。

種取りタイミング

*1本の花柄に花がいくつか付き花弁に勢いがある場合には、子房の部分だけ切り取って残りの花を楽しみます。
* 花弁が傷んできた場合は、花弁を小花柄の部分で切り取って残りの花を楽しみます。
*すべての花弁が傷んできた場合は、花柄の根元から切り取ります。 。

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