ガーデニング&園芸

クリスマスローズ栽培・庭植え

クリスマスローズの「有茎種」や「無茎種」は地植えに適していますので、夏に直射日光が長時間当たらない半日陰になり、秋〜冬に日当りの場所であれば大株に育つクリスマスローズ・ガーデンを楽しむことができます。

庭植え用苗の選定

クリスマスローズの庭植え(地植え)の苗の選定は 無茎種の交配種のガーデン・ハイブリッドの開花見込み株以上の大株 2年苗以降の小苗 1年苗を鉢植えで育ててから庭植えをする などがあります。
  

庭植えの時期

クリスマスローズの生育適温は0〜15℃ですが、最も成長する時期は2〜5月頃です。従って、クリスマスローズの庭植え(地植え)の時期は根が勢い良く成長する3〜4月が適期とされています。
庭植えに適している「有茎種」や「無茎種」の開花株は1月から流通が始まりますので、1月以降に購入した開花株は購入した状態のまま管理します。屋外の寒風を避けられる日当りに置き、鉢やポットの表土が乾いたらたっぷりと水やりをします。 花がらは摘み、新葉が出て来たら液体肥料を施肥します。そして、3〜4月に庭植えします。

庭植えの場所

クリスマスローズの庭植え(地植え)の植え付け場所は午前中日当たりがある落葉樹の下が理想的です。この場所ですと、夏は直射日光が緑の葉で遮光され半日陰になり、冬は落葉した枝の間から日当たりを得ることができます。 落葉樹が無い場合、真夏の7〜8月に太陽が強く当たらない半日陰の場所を選びます。
クリスマスローズの庭植え(地植え)するときは植え込む株の間隔にも注意します。購入した開花株や1年苗を小鉢やポットで成長させた苗は花茎が1〜数本しか立っていません。しかし、2〜3年で葉の幅が40〜70cmの大株にに成長しますので、数年後成長したクリスマスローズの姿を思い浮かべて株間は50〜80cmとします。
クリスマスローズの庭植え(地植え)するときは植え付け場所に直径&深さが40~40cm以上の穴を掘り、掘り出した土に腐葉土やバーク堆肥などの有機質を両手に2~3杯程度と緩効性化成肥料を10g程度混ぜ合わせて戻します。
植え込むクリスマスローズの鉢やポットの土が乾くように数日前から水やりを控えておきます。こうすると堅くなった根鉢を崩しやすくなり、植付け後の活着が良くなります。鉢やポットから株を拭き取り、根鉢を少し崩して、根鉢の表面が地表と同じになるように高さを調整します。十分水やりを行い、最後にトレリスとラベルを立てます。

庭植えの肥料

クリスマスローズの庭植え(地植え)の苗の選定は 無茎種の交配種のガーデン・ハイブリッドの開花見込み株以上の大株 2年苗以降の小苗 1年苗を鉢植えで育ててから庭植えをする などがあります。
  

一緒に楽しめる植物

クリスマスローズの花が咲き誇る時期は2〜4月頃で、その他の時期は常緑の葉だけになります。四季を通じてクリスマスローズ・ガーデンを楽しむためには、花が咲く落葉樹や春〜初夏に花を咲かせる宿根草、葉を楽しむことができるギボウシなどのグランドカバーと一緒に植え込みます。
逆にクリスマスローズの庭植え(地植え)するとき、クリスマスローズと一緒に植えてはいけない植物もあります。それは地下茎を伸ばして繁殖する「スズラン」や「ミント」などです。これらをクリスマスローズと一緒に植えると、クリスマスローズの根が伸びる場所が無くなります。

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