崖っぷちのパートタイム車いすユーザーの管理人が望んでいるリハビリについて記述します。
22年間の歩行能力
1998年1月19日(当時54歳)に胸椎黄色靭帯骨化症の手術をしましたが、直後は両下肢のしびれや疼痛、歩行障害が残り、片手杖で何とか歩行していました。この手術は術前説明では約3時間とのことでしたが、実際は7時間に及ぶ大手術になりました。1回当たりの歩行可能距離は約1000m位で、30分もかかるようになりました。21年8ヶ月後の2022年9月の今は、1回当たりの歩行可能距離は約100m位で、13分もかかるようになりました。現在は往復100m以上は車いす、それ以下は両手杖のパートタイム車いすユーザーです。
歩行補助具の視点
歩行補助具の視点からみると、21年8ヶ月前は杖1本でしたが、数年後には両手杖になりました。歩行能力の低下は確実に進み、手術後11年経った2009年9月には車いすを介護保険でレンタルするに至りました。しかし、全ての移動を車いすに乗ることはせずに、両手杖歩行を併用したパートタイム車いすユーザーとして頑張ってきました。しかしながら、最近の歩行能力は100mちょっとまで減少し、死ぬまでパートタイム車いすユーザーでいられるか否かです。危惧している根拠は、「21年8ヶ月間の1年当たりの歩行距離の衰退が約40m/年」であることです。つまり3年先には歩けなくなる可能性もある?
リハビリテーションの視点
そんな危機感から、「最小歩行距離を200mに維持して、フルタイム車いすユーザーになならない」ことを目標にしてリハビリテーションを考えていく予定です。
まず22年間のリハビリテーションの経緯を見てみますと、21年8ヶ月前は障害者自立支援法の施設サービスに約16年間通所し、その後の6年間は介護保険を使い、医療系短時間通所リハビリ・医療系訪問リハビリ・医療系短時間通所リハビリでリハビリを行ってきました。今は介護保険のリハビリテーションしか使うことができません。最後の医療系短時間通所リハビリにつぎのような疑問を感じ、通所を止めています。
- 胸椎黄色靭帯骨化症による麻痺に対するリハビリを受けられない
- リスク管理が優先し、管理人に必須の両手杖歩行訓練ができない
- スタッフが不足している
- リハビリ機材が不足している
- 当該施設の相談員は通所日数を増やせばと言い、理学療法士はそれでも効果は期待できないと言い、信頼が薄らいでいる
以上の現実は踏まえて、自主トレと訪問リハビリで「最小歩行距離を200mに維持して、「フルタイム車いすユーザーになならない」ことを検討中です。