用途や予算に合わせたモデルを選ぶ
現在販売されているMacノートパソコンは、エントリーユーザー向けのMacBook Air・MacBook Pro 13インチとハイアマチュアやプロユーザー向けのMacBook Pro 14インチ・MacBook Pro 16インチの2種類です。MacBook Airはメモリとストレージ、MacBook Proはメモリとストレージ、CPUのカスタマイズが可能です。衝動買いをするとオーバースペックとなってしまう可能性もありますので、使用目的に合わせたモデルを予算に合わせてを購入しましょう。例えば、主な使用目的は文書作成やネットサーフィンであるにもかかわらず、8K動画の編集が可能な高性能なMacBook Pro 16インチを購入してしまうと、3倍に近い無駄遣いをすることになります。
安く購入したい方
安い価格で購入したいなら、旧型の型落ちモデルやAppleの認定整備済製品がおすすめです。型落ちモデルは現行モデルより以前に発売されていた製品のことで、現行モデルと比較して安く購入できます。認定整備済製品は、メーカー展示品や初期不良などで返品された製品をAppleが再整備して販売しているモノのことです。Appleの公式ページから最大15%引きの特別価格で購入できます。
一般的ユーザー
一般的ユーザーとは、コンピュータグラフィックス・ゲーム・プログラミング・画像処理などを行わず、パソコンで文書作成・ブラウズイング・カットやテロップ加工などの簡単な動画編集のみを行う方のことです。エントリーモデルにあたる13インチのM1 MacBook Airがお勧めです。レポートやプレゼン資料の作成はもちろん、簡単なゲームや動画編集も行える仕様を有しています。CPUにM1チップを採用し、消費電力を抑えているのが特徴です。ファンを搭載していないため、カフェなどの店内でも周囲を気にせずに使用可能です。最大18時間駆動するバッテリーを搭載しています。
一般的な仕事で使う
エントリーモデルにあたる13インチのM2 MacBook Airがお勧めです。高性能ながら、重量は1.24kgで、厚さは1.13cmで、普段のカバンに入れて持ち運べます。更に、最大18時間駆動するバッテリーを搭載。外出先でバッテリー切れを起こしにくい仕様です。
高負荷の仕事で使う
エントリーモデルにあたるM2 MacBook 13インチがお勧めです。CPUにはM2チップを採用し、従来のM1チップ搭載モデルと比較して処理速度が最大1.4倍高速と言われています。20時間バッテリー駆動可能と駆動時間も長く、外出先で簡単な動画編集などの負荷がかかる作業を行いたい方にお勧めです。
ハイアマチュア・クリエータ向き
プロユーザーモデルにあたるMacBook Pro14インチがお勧めです。新型チップ「M3 Pro」または「M3 Max」を搭載している高速な処理が可能で、持ち運びもしやすい14インチのMacBook Proです。高精細な「Liquid Retina XDRディスプレイ」が採用され、動画編集や3Dデザインなどのクリエイティブな作業に活躍します。優れた排熱システムに加え電力効率も優れており、高いパフォーマンスを発揮します。
プロクリエータ・メインPC向き
プロユーザーモデルにあたるMacBook Pro16インチがお勧めです。新型チップ「M3 Pro」または「M3 Max」を搭載している高速な処理が可能で、プロフェッショナルのクリエイターの用途にも対応するハイスペックが特徴です。バッテリー寿命も向上しており、最大22時間連続で使用できます。高精細な「Liquid Retina XDRディスプレイ」を備え、最大120Hzの高リフレッシュレートを実現しています。高度な動画編集や3Dグラフィックデザインなども快適にこなせます。
特にM2 Max チップ搭載のMacBook Pro16インチは3DCGソフトでのエフェクトレンダリング、動画編集ソフトでのカラーグレーディングの高速化など動画や3Dアニメーション制作などに関する、クリエイティブな性能が特に伸びています。動画編集/書き出しに掛かっている時間を考えると、モーショングラフィックスのテキストやアニメーション搭載や画像や映像のオーバーレイで重くなる点を解消できます。
