PC

Macintoshパソコンのグラフィックス・PC

i Mac・MacBookのGPU

動画編集におけるGPUは、主に書き出しやエフェクト処理という重たい作業を分担し、CPUと分業して処理速度を上げています。i Mac・MacBookに入力された画像や映像は、GPUに送られて初めて映像や画像として処理をされます。GPUの単位も、CPUと同じくコアと呼ばれます。CPUのコア数と同様で、PCに搭載されているGPUの数を指しています。
M1 Proは最大16コアのGPUを搭載し、これはM1よりも最大2倍高速で、最新の8コアのWindowsノートパソコンのチップに搭載されている統合型グラフィックスよりも最大7倍高速です。M1 Maxは、M1 Proと同じパワフルな10コアCPUに加えて膨大な32コアのGPUを搭載し、グラフィックスパフォーマンスはM1よりも最大4倍高速です。
i Mac・MacBookのGPUのコア数はつぎのとおりです。 iMac 24インチ:M1チップ・4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU・8コアGPU
MacBook Air 13インチ:M2チップ(8コアCPU・8コアGPU・8コアCPU・10コアGPU)
MacBook Air 15インチ:M2チップ(8コアCPU・10コアGPU)
MacBook Pro 13インチ:M2チップ(8コアCPU・10コアGPU)
MacBook Pro 14インチ(2023/02発売):M2 Proチップ(10コアCPU・16コアGPU・12コアCPU・19コアGPU)/M2 Maxチップ(12コアCPU・30コアGPU)
MacBook Pro 14インチ(2021/10発売):M1 Proチップ(8コアCPU・14コアGPU・10コアCPU・16コアGPU)
MacBook Pro 16インチ(2023/02発売):M2 Proチップ(12コアCPU・19コアGPU)/M2 Maxチップ(12コアCPU・38コアGPU)
MacBook Pro 16インチ(2021/10発売):M1 Proチップ(10コアCPU・16コアGPU)/M2 Maxチップ(10コアCPU・32コアGPU) 32GBのRAMが必要になる場面は少ないですが、動画編集やデザイン制作などクリエイティブ作業をもっと快適にしたい場合におすすめです。

グラフィックス

GPUは、正式名称をグラフィックプロセッサーユニット(Graphics Processing Unit)です。
GPU性能が必要とされるシーンは、「3Dゲーム」「仮想通貨のマイニング」「AIのディープラーニング」「動画編集」といった場面ですので、Windowsパソコンに比べると、MacではGPU性能が必要とされるシーンは少ないです。
Macで高性能のGPUが必要とされる用途はメディア編集です。具体的にはYoutube向けなどの動画編集、多くの写真を現像したりする写真管理といった用途です。特に動画編集では、AppleのMac向けの動画編集ソフトであるFinal Cut Pro Xでは、高性能のGPUが最大限活用できます。フルハイビジョン編集はもとより、今後普及していく4K動画の編集に関しては高性能なGPUがないと、快適な編集を行うことができません。逆に動画編集に関しては、高性能なGPUを利用できれば、CPUに関してはそこそこの性能でも十分に快適な編集が可能です。
Macで動画編集するする場合、Apple純正動画編集ソフトである「Final Cut Pro X」やadobeのPhotoshopやPremieraでもGPUは利用できるのです。しかし、adobeのソフトウェアではそのシーンは現像モジュール画面など一部に限られていますが、「Final Cut Pro X」では、GPUをフル活用できるよう最適化が図られています。何も意識せずとも自然にGPUの性能をフルに活用した動画編集が行えます。従ってMacで動画編集する場合は、GPU性能を重視すると編集効率が飛躍的に上がるのです。
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