セキュリテイソフトの動作速度(軽さ)

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セキュリテイソフトの動作速度(軽さ)

動作速度(軽さ)とは?

セキュリティソフトがパソコンの速度に影響を与える機能はつぎの2つです。
  • スキャン機能:パソコン内のファイルやメモリーを検査し、安全性を確認する機能で作業中にセキュリティソフトのスキャン動作にリソースを使われると、その分作業のレスポンスが遅くなる。
  • リアルタイム監視:出入りする通信やファイルなどをチェックして、悪意ある信号やファイルが送り込まれないか監視する機能で、この監視作業が速いか遅いか、スキャン時のリソース負荷の高低がパソコンの動作速度を左右します。

動作速度に影響する要因

セキュリティソフトはバックグラウンドで実行されるため、CPUに負荷がかかり、メモリを消費するためにパソコンの動作が遅くなることがあります。 パソコンの性能が低いとフリーズしてしまうケースもあります。
動作速度に影響する要因は、パソコンの能力の他に主につぎの3つです。Windows DefendeはWindows 10 Home(64ビット)・1.6GHz第8世代i5CPU・メモリ8GHzベースです。
  • スキャン中のCPU使用率:Windows Defender(29.1%)
  • スキャン中のメモリー使用量:Windows Defender(154.8MB)
  • ダウンロード:Windows Defender(PDFファイルなど555MB分:2分35秒)

軽いセキュリティソフトを選ぶ

最近のセキュリティソフトは軽さを競っていますが、あくまで最新パソコンやハイスペックパソコンにインストールして使われる場合の話です。確かに各セキュリティソフトとも年々軽くなってきてはいますが、古いパソコンやモバイルパソコンには当てはまりません。
また、各メーカーともに「軽さ」を数値化したデータは公開していません。
近年、クラウド側で処理するセキュリティソフトと高性能パソコン(インテルCore i5/i7プロセッサーにSSDを搭載したような)を組み合わせると、どのセキュリティソフトを選んでも、体感速度は大きくは変わらないと思います。ただし、5〜6年前のインテルCore i3/celeronプロセッサーにHHDを搭載したような安価でスペックの低いパソコンにインストールするときは、各第3者機関でテストした結果は気にかけたほうが良いです。
そこで、セキュリティソフトは自身が使っているパソコンに合わせて選ぶことが賢明です。動作に与える影響はOSやスペックによっても大きく変わってくるので、まずは無料トライアルなどに申し込み、自分の端末に合っているか、ストレスなく使えるか、しっかり確認してから購入するのがおすすめです。ウイルスバスタークラウド・ノートンセキュリティ・スーバーセキュリティZERO・カスペルスキー・ESET・マカフィーインターネットセキュリティのセキュリティソフトの無料体験版があり、操作性・パソコン動作が軽いかを感じ取れることができます。
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