車いすでも乗れる皿倉山ケーブルカー

バリアフリー化

標高622mの皿倉山にある西日本最長級のケーブルカーです。山麓駅から山上駅まで全長1100m、標高差440mあまりの森林の中を約6分間で結び、車窓からは眼下に見事なパノラマ景観の北九州市街地が楽しめる。山上駅から360度ビューのスロープカーを乗り継ぐと、皿倉山頂の展望台駅まで約3分で移動できる。山頂からのぞむ市街地の夜景は、新日本三大夜景と恋人の聖地にも選定されている。
皿倉山ケーブルカー山麓駅へは八幡駅から徒歩25分・車約5分・無料シャトルバス・西鉄バス「帆柱登山口」~徒歩10分です。路線バスは車いすで乗車することができました。バス停から山麓駅までの道はかなりの急勾配です。一人自走で無理ですので、介助者に推してもらいながら登りましょう。小倉駅南口からのアクセスも可能で、管理人はこのルートを使いました。高速路線バス「いとうず号」に乗り、約40分で行くことができます。最寄りのバス停は「高速皿倉山ケーブル」です。そこから徒歩約10分でケーブルカー山麓駅に着きますが、かなり急坂で途中にゲートがあり、管理人が利用した時は扉が閉まっており、脇から車いすを降りて通過しました。
山麓駅には車いす対応トイレもあります。山麓駅のケーブルカー乗り場は、他のケーブルカー乗り場と同じように階段状ですが、ここには車いす利用者に嬉しい設備があります。駅構内には、車椅子用階段昇降機を完備しており車椅子の方でも山頂まで行くことができます。車椅子用階段昇降機は改札を入った右側にあり、係員の指示に従い乗り込み、壁沿いを数m走行して右に曲がり、いよいよ乗り場の階段に沿って登ります。幅が広い段で降りてそのまま乗車できます。山頂駅に着くと、乗車とは逆の手順で改札を出ることができます。
スロープカーに乗り継ぎますが、右手にあるエレベーター乗り場までは平坦で、エレベーター乗り、スロープカーに乗り場に到着します。スロープカーも車いすで乗降することができます。
目の前にビジターセンターがあります。バリアフリー対応・鉄筋コンクリート2階建ての新展望台は、屋上が展望テラスになっており、デッキ面には、蓄光石による星空の演出が施されています。車椅子対応トイレ・車椅子対応EV・車椅子貸出などのバリアフリー設備があります。



バリアフリーの宿・福岡県


皿倉山の楽しみ方

車いすで乗れる皿倉山ケーブルカーの楽しみを、山麓駅・山頂駅・所要時間・山上でできること・障害者割引状況で評価しています。
ケーブルカーは112人乗りです。
ケーブルカー山麓駅から出発し、山上駅まで全長1100m、高低差440mを約6分、時速14kmで上がれます。全面ガラス貼りの車窓からは刻々と変わる見事なパノラマ景観が楽しめます。しかし、ここは標高622mの皿倉山の山頂ではありません。スロープカーに乗り継ぎ、さらに182m上がります。
スロープカーはケーブルカー山上駅から皿倉山頂の展望台駅までの移動中に、市街地の羨望が満喫できる、バリアフリー対応の輸送システムです。ケーブルカー山上駅からスロープカー乗場までは、エレベーターがあります。スロープカーは自走モノレール式、定員40名、走行速度50m/分、片道約3分で、標高622mの皿倉山の山頂へと案内してくれます。
スロープカー展望台駅に隣接して、市街地が一望できるパノラマ展望台があります。展望台は休憩・避難・案内情報などの機能に加え、多目的トイレやエレベータ―を設置した、バリアフリー対応の施設です。鉄筋コンクリート3階建で3階は展望テラス、2階はパノラマ展望室(レストラン、ラウンジ)、1階はスロープカーのりば(展望台駅)です。
Mt.Sarakurayama Restaurant Cafeマウンテン(皿倉山展望台レストラン)は皿倉山の山頂(標高622m)、北九州でいちばん高い場所にある絶景レストランで、山頂展望台2階レストランまで、ケーブルカーとスロープカーを乗り継ぎ約10分です。名物焼きカレー・プリプリ海老ドリア・ハンバーグセットなどがお手頃価格で味わえます。
登山道・煌彩の森はケーブル山上駅から、下ること1分です。ビジターセンターへとつながるこの坂は、春は青葉とツツジに花壁、初夏にはアジサイの花、秋は紅葉トンネル、冬は雪景色と、四季を通じて見どころ満載です。しかし、元気で健脚の方向きのコースですので、それなりの準備は必要です。途中の眺望は大半が林内のためあまり視界はよくないですが、大木の森を身近に観察したり、針葉樹林から落葉樹林に変遷していく様を見たい人むきです。



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▽皿倉山ケーブルカー付近のバリアフリーの宿はJR九州ステーションホテル小倉があります。

JR九州ステーションホテル小倉

福岡県のバリアフリーの宿

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