苗場プリンスホテル→ドラゴンドラ
このエリアは苗場山の麓に、苗場プリンスホテルを起点に、ドラゴンドラ・田代ロープウェイ・ボードウォークなどの施設がトライアングルの中に存在しています。
苗場プリンスホテルは越後湯沢駅から約23km、車で約30分、バスで約50分です。苗場プリンスホテルからドラゴンドラ山麓駅までは約1.5km、徒歩で約22分ですが、苗場プリンスホテル→ドラゴンドラのルートは下図です。苗場プリンスホテルから200m先に、18m登る(傾斜度9%)このルートの最高レベルがあります。この間は強力な介助者が必要でしょう。そこから下りになり、1kmの地点まで32m下り(傾斜度4%)ます。そこからドラゴンドラ山麓駅まで緩やかな登り坂です。苗場プリンスホテルからドラゴンドラ山麓駅までシャトルバスで約15分です。
ドラゴンドラ山麓駅→山頂駅
苗場プリンスホテルに隣接する「ドラゴンドラ山麓駅(921m)」から「ドラゴンドラ山頂駅(1,346m)」までの片道5,5kmを20~30分かけてゆっくり上がります。8人乗り(車椅子を折りたたんで乗車の場合、4名)のゆったりした座席でお年寄りも安心。平標山や二居湖の眺望も素晴らしいです。8人ずつ乗り込むんではなくて、グループごとにわりと柔軟に乗り込んでいます。4人グループだけで乗り込めることもあります。
標高1,346mの山頂駅に着くと、苗場山や筍山などの雄大な山並みと、行き交うゴンドラを眺望できます。山頂レストラン「アルム」にて、景色を見渡しながら食事もできます。お散歩カートを運転し、風を切りながら高原を一周してみるのも気持ちがいいです。
ドラゴンドラ山頂駅周辺
山頂へ到着し、ゴンドラを降りると、そこには広々とした原っぱと軽食販売のテントが並んでいるが、道路は砂利舗装です。軽食販売テントの裏にはアウトドアチェアーとテーブルが設置されていて、自由に使うことができます。山頂はアクティビティも充実し、散歩カートや周遊バギーでゆっくり散歩できます。
ドラゴンドラ山頂駅→田代ロープウェイ山頂駅
ドラゴンドラ山頂駅・田代ロープウェイ山頂駅間は約760m、散歩道を25分ほど歩き、田代ロープウェーで下山することもできます。田代ロープウェイの山頂駅は、ドラゴンドラの山頂駅よりも高いところにあるので、ドラゴンドラで登って田代ロープウェイで帰るためには、ドランゴンドラの山頂駅から田代ロープウェイの山頂駅への徒歩による登りが必須です(歩きたくない方には、有料のリフトもあります)。つまり、逆コース(登りは田代ロープウェイ、下りはドラゴンドラ)にすれば、周囲を散策しなければ、登りはありません。
田代ロープウェーは、標高806mの山麓駅から標高1,413mの山頂駅を結び、ロープウェーは高い所で地上から230mもの高さに達し、迫力満点です。
田代ロープウェイ山頂駅→山麓駅
山頂駅があるたしろ高原からは、苗場山をはじめ、上越国境の雄大な山々を見渡すことができます。眼下にエメラルドグリーンが美しい田代湖が望める絶景ポイントもあります。田代湖周辺には、遊歩道が整備されており、気持ちよい風を受けながら高原散策が楽しめます。田代ロープウェイ山頂駅には売店や食事処や自動販売機はありませんが、休息所はあります。ロープウェイの駅は乗降時以外は立ち入り禁止の場所のが多いのですが、両側のホームを展望台として解放しています。
二居の「田代ロープウェー山麓駅(806m)」から「田代ロープウェー山頂駅(1,413m)」までの片道2.1kmを91人乗りのロープウェーで一気に山頂まで行けます。田代ロープウェー山麓駅には、SKI CENTERとロープウェー乗り場の2棟の建物があります。SKI CENTERには切符売り場・お土産店・休息所などがあり、一般の搭乗者はSKI CENTERを出ることなく、連絡通路を通って、ロープウェー乗り場へ行くことができます。ロープウェー乗り場の入口は団体客用のようです。下りてから連絡バス(有料)でドラゴンドラの出発点に戻れます。田代ロープウェー山麓駅から連絡バスで日帰りセンター「シュネー」へ(1日25便・10分)。
インディペンデンス・ボードウォーク
ドラゴンドラを降りて、山麓駅風の散歩道へ戻らずに道を下ると、水芭蕉群生地に着きます。そこから木道を進んでいくと、フジロックの森・インディペンデンスボードウォークにつながります。インディペンデンス・ボードウォークは子供も、車椅子の方も自然散策が楽しめる、幅2m、総延長約1.7Kmの木道です。水芭蕉の群生地を通り抜け、白樺林の中、時折渓流を眺めながらのウォーキングは、季節ごとに違った景色を楽しめます。春は新緑と水芭蕉の可憐な花を眺めに、夏は強い日差しを避けて木陰を求め、秋には近くの「ドラゴンドラ」からの紅葉散策を終えた後に。