ぶらり車いすバリアフリー旅行

特急あずさの車椅子乗車席を購入!

障害の程度で選ぶ座席

車椅子ユーザーでも、障害の程度によって、「full-time wheelchair user」「part-time wheelchair user」に分かれます。「full-time wheelchair user」とは、車椅子から立ち上がって歩行ができない重度障害者、「part-time wheelchair user」とは短距離であれば、車椅子から立ち上がり杖などを使い歩行できる障害者を指します。さらに、車椅子で列車に乗る場合はつぎの4つに分類します。part-time wheelchair user・歩行はできないが移乗はできる車椅子ユーザー・full-time wheelchair user・ハンドル形電動車いす利用者です。
「part-time wheelchair user」の場合:壁との空間に車椅子を置くことができる一般指定席と手すり付き一般トイレを使います。ただし、どの席でも良いわけでもありません。具体的には下り列車の場合、2号車(1号車トイレ)・5号車(4号車トイレ)・7号車(6号車トイレ)・12号車(11号車トイレ)の1列目の席です。上り列車の場合、1号車(1号車トイレ)・4号車(4号車トイレ)・6号車(6号車トイレ)・11号車(11号車トイレ)の12列目の席です。
歩行はできないが移乗はできる車椅子ユーザー:「2号車車椅子対応座席」か「9号車車椅子対応座席」を指定し、同じ車両にある車いす対応トイレを使いましょう。
full-time wheelchair user・ハンドル形電動車いす利用者:多目的室を指定し、同じ車両にある車いす対応トイレを使いましょう。

車椅子対応座席・多目的室券の購入方法

あずさの指定座席券の購入場所は、JRの『みどりの窓口』、JRの駅にある指定席券売機、旅行会社、えきねっとですが、「2号車の車椅子対応座席または多目的室」・「9号車の車椅子対応座席または多目的室」・「10号車の車椅子対応座席」券の購入場所は少し異なります。一般の指定席券の販売期間は「乗車日の1ヶ月前の日の10時から」と規定されていますが、車椅子対応座席券の販売期間は「乗車される1ヶ月前の日の10時から2日前」と規定されたいます。車いす対応座席は乗車日の2日前までは一般席とは別に管理され、駅の窓口だけで販売される。

JRのみどりの窓口

予定が決まり次第、JRの駅・みどりの窓口へ直接または電話で申し込み、申し込みした駅にて乗車までにきっぷを受け取ります。乗車の1カ月前の日の10時から申し込みできますが、満席等の場合は、希望の列車に乗車できないことがあります。JRの駅・「おからだの不自由なお客様のサポートダイヤル(0570-00-8989)」で、新幹線・特急列車などの車いす対応座席を申し込みできます。
在来線特急列車の車いす専用席の予約は、以下の番号から駅へおつなぎいたします。【JR東日本お問い合わせセンター】050-2016-1600(ご案内時間:6時~24時)※お電話の際は、かならず「050」からおかけください

JRの駅の指定席券売機

「みどりの窓口」に並ぶ手間が省けます。指定席券・自由席券が購入(乗車券もあわせて購入できます)できますが、車椅子対応座席または多目的室券の購入はできません。

旅行会社

あずさの指定座席券の購入は即時できます。しかい、車椅子対応座席または多目的室の予約状況データがありませんので、個別にJRへ問い合わせする必要があります。従って、車椅子対応座席または多目的室券の発券は断られます。

えきねっと

「えきねっと」で車いす対応座席または多目的室は申込みできません。乗車日の1ヶ月前の日の10時から2日前までに駅窓口へ直接または電話で申込みし、申込みした駅にて乗車までにきっぷを受け取る必要があります。JR東日本の新幹線を車いす対応座席および車いすスペースで利用になる場合、WEBでのお申し込みを受け付けております。※新幹線のご利用がJR東日本の新幹線駅から出発のものに限ります。

バリアフリー宿長野県


  
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