交換レンズ
花だけ焦点を合わす
焦点距離が固定された単焦点レンズは、絞り値(F値)が小さく明るいレンズが多いため、大きなボケを生かせる花・植物撮影に適しています。また、ズームレンズと比べるとシンプルな構造で比較的コンパクトなので、高い解像感のある描写力と携帯性を両立している点も特徴です。「ぼけ」を表現できるレンズというのが限られてきます。撮影モードは絞り優先(A)がオススメです。単焦点レンズであれば、開放絞り値が低く、コンパクトで高画質な花の写真を撮影できるため、標準単焦点レンズなどがおすすめです。
低いF値から解像感あふれる絞った描写まで、多様な描写ができる単焦点レンズの焦点距離は、35㎜換算で70㎜以上の望遠気味な焦点距離の方が花の撮影では使いやすい場面が多くなります。後景や前景をボカしたり、ボケのサンドイッチで主役の花を浮かび上がらせることができます。望遠ズームレンズとの違いは開放F値が明るいことです。例えば、望遠ズームレンズの開放F値はF4-5.6が一般的ですが、望遠単焦点レンズでは開放F値 F2.8と2倍以上明るいものがあります。背景のボケ具合もズームに比べて大きくなるので、主役がより浮かび上がる写真を撮れます。しかし、望遠単焦点レンズは本格派の望遠レンズですので、高価で重く障害者や女性には扱いにくいです。最初は望遠ズームレンズで望遠レンズの世界を体験し、「明るいレンズがほしい」と感じたら、使用条件を考慮して望遠単焦点レンズを検討しましょう。
マクロ単焦点交換レンズは被写体に近づき、小さなものを巨大に写し、写真でしか見ることができない一面を発見できることが魅力です。花撮影で連想されることはマクロレンズで被写体に寄ってクローズアップし、背景をスッキリさせた素敵な写真が撮れることです。マクロ単焦点交換レンズは一部分を大胆に切りとることができるレンズです。寄って大きく近く撮影することで、花の細かい場所まで精彩に写し出すことができるマクロレンズもおすすめです。花びらの1枚やシベの一本一本まで写し出すことができます。