交換レンズ
交換レンズには単焦点レンズとズームレンズがあります。
単焦点レンズ
35mmフルサイズミラーレス一眼カメラが1/3を占めるようになり、風景を単焦点レンズで撮るメリットが多いと感じるユーザーが増えています。画素数の高い、高性能なミラーレス一眼カメラになると、一部分を大きく拡大したにもかかわらず、シャープで細かい部分まで詳細に描写されるなど、レンズ性能の差が写真に反映され易いので、単焦点レンズの良さが活きてきます。
高性能になればなるほど驚くほど大きく重くなるズームレンズに比べ、単焦点レンズは一般的に小型軽量で、非力な女性や高齢者、障害者ユーザーが歩き回って撮る風景の撮影では利点となります。
風景撮影には、あまり関係ないと思われるF値が明るい単焦点レンズですが、ダイナミックな構図になり、夜景など暗いシーンでも速いシャッター速度での撮影が可能なために風景写真の撮影に向いています。手ブレの心配も少なく、低ノイズのくっきりとした表現を楽しめます。星空や夜景撮影には必ず必要になります。また前景を入れて背景の山などをきれいにぼかしたいときなどにはとても便利です。
単焦点広角レンズは、ミラーレス一眼カメラメーカー別に、キャノンが1・富士フィルムが1・ニコンが3・オリンパスが1・パナソニックが4・ソニーが4あり、焦点距離は12〜28mm、最小F値は1.4〜2.8です。
ズームレンズ
ダイナミックに風景写真を撮影するのであれば焦点距離10-20mm付近の画角が欲しいところです。10〜20mm広角レンズを使用すると、パンフォーカスで大きな風景を捉えることができ、フレームの中にさらにたくさん収められます。
これらのレンズは近距離の撮影では歪んでしまうこともありますので、35〜50mmのレンズがおすすめです。