クレマチス鉢への植付け
つるの長さが1.5m以下のフォステリー系、アトラゲネ系、インテグリフォリア系クレマチスは鉢にクレマチスの植え付けて楽しむことができます。
クレマチスの鉢選び
クレマチスは根が長く伸びる直根性植物ですので、直径より深さが大きい深鉢を選びます。深鉢の材質は特に問いませんが、紙鉢や木製鉢は避けた方が手間がかかりません。
クレマチスの鉢の置き場所
クレマチスの鉢の置き場所は日当たり・棚置き・防風を考えて選びましょう。 一日に3~4時間以上の日当たりがある場所に鉢を置きます。地面に直接鉢を置くと、病害虫の弊害もありますので、棚やフラワースタンドの上に置きましょう。
クレマチスの植付け用土
鉢植えクレマチスの植え付け用土は保水性があり、水はけがよい用土を選びます。鉢植えクレマチスの植え付け用土は通気性も大切です。例えば、赤玉土50%+ピートモス40%+バーミキュライト10%・赤玉土50%+腐葉土30%+パーライト20%・鹿沼土40%+ピートモス30%+バーミキュライト30%に、元肥として緩効性化成肥料を少量(5号鉢で6g、6号鉢で10g程度)まぜるとよいでしょう。
クレマチスの根のタイプは品種により、太根性(太く長い根で側根があまり出ないタイプ)、細根性(細かいひげ状根タイプ:アトラゲネ系やタングチカ系)、その中間タイプがあります。細根性タイプは根詰まりしやすいので、くずれにくい用土(バーミキュライトの代わりに軽石など)を少し混ぜます。
適宜に植え替え
クレマチスの鉢植えは土の量が少ないので、根が鉢に中でいっぱいになり、根詰まりを起こしますので、2年に1回程度で一回り大きな鉢に植え替えます。