絞りが写真にどう影響するか
絞りが写真にどう影響するかは大まかにつぎのとおりです。
- F値を下げれば下げるほど、ピントがあっている部分以外の場所がぼけやすくなり、ピントのあっている部分をより強調させた写真を撮ることが可能です。
- F値を大きくすると写真は暗くなります。背景もぼけにくくなるので全体をくっきりと写した写真を撮ることが可能です。
「F値はF1.4~F22・・・と数値で表され」と言いましたが、F1.4~2まで下げられない交換レンズがあります。交換レンズにはズームレンズと単焦点レンズがあります。F値はカメラレンズの種類によっても値が変わってきます。
ズームレンズではF3.5が最小の値であることが多く、それ以上F値を下げてぼけさせることはできません。F値が2以下になると、背景のほとんどがぼけている写真を撮影することができるのですが、F2以下に対応しているレンズはほとんどが単焦点レンズです。