シャッタースピードとは
シャッタースピードを変えることで、同じ時間、同じ場所で撮影しても、写っている世界がまったく違うこともあります。シャッタースピードの調整を上手く使うと、鮮明なムービーの 1 フレームをフリーズして、時間が止まったかのように見せる写真から艶やかな・光沢のある・しっとりとした躍動感あふれる滝の写真まで、何でも実現できるようになります。
シャッタースピードが速いと、カメラが光を取り込む時間が短くなります。適正な量の光を取り込もうとしたとき、シャッタースピードが遅いと、露出時間は長くする必要があります。
シャッタースピードを遅くすると、レンズを通してより多くの光が取り入れられるため、暗い場所でも撮影ができるようになります。一方、シャッタースピードが速いと、レンズが開く時間が短くなるため、レンズに入る光は少なくなります。光が少ない場所では十分な撮影は行なえないので、より明るい場所で撮影することが大切なのです。