ぶらり車いすバリアフリー旅行

観光地・車いすで新緑

車いすで中部山岳の新緑を満喫

立山黒部&上高地

車いすで立山黒部&上高地の新緑を満喫のページでは、障害者や高齢者などのハンディに役立つ、車いすで立山黒部&上高地の新緑を満喫できる新緑の見ごろ・バリアフリー遊歩道・バリアフリーの宿・ルート案内情報を提供しています。
山岳を行くトレッキングコース、春から初夏の人々の暮らしが息づく里山のハイキングするコース、低い山の新緑コースなど、あなたの体力に合わせた車いすで立山黒部&上高地の新緑を満喫コースで新緑を楽しむシーズンであります。淡い緑色は見てるだけで元気になれます。最後に元気な木と花を見て明日からの活力に成りそうです。
6月初旬〜6月中旬の栂池自然園や梓川・河童橋周辺の新緑、4月下旬から7月下旬の立山・黒部アルペンルートは見応えがあります。
障害者や高齢者などのハンディでも各山岳への登山口として知られている上高地などにはマイカーや公共交通機関でアクセスし、マイカー・タクシー・バリアフリー木道などを利用して車いすでも山岳景観や高山植物を楽しむことができます。

立山・黒部
アルペンルート

富山地方鉄道の電鉄富山駅から立山駅にアクセスして、立山駅から長野県側の信濃大町に至る『立山・黒部アルペンルート』は、雪解けがすすんだとこから新緑の季節になります。立山・黒部アルペンルートは、海抜475mの立山駅を起点とし、977mの美女平、1930mの弥陀ヶ原、2450mの室堂、2316mの大観峰、1828mの黒部平、1455mの黒部湖、1470mの黒部ダム、1433mの扇沢を経て、終点の信濃大町(海抜893m)に至ります。
これだけの標高差がありますので、新緑の季節4月下旬から7月下旬の長きに渡ります。4月下旬〜は標高1000m以下の立山駅・美女平・信濃大町、5月下旬〜は標高1800m以下の黒部湖・黒部ダム・扇沢、6月下旬〜は標高2300m以下の弥陀ヶ原・黒部平、7月下旬〜は標高2300m以上の室堂・大観峰となります。扇沢までの籠川渓谷沿いや黒部湖畔、美女平からの弥陀ヶ原までの高原バス道路沿いなどで見られる、広葉樹の芽吹きは自然の生命力を感じさせます。
立山・黒部アルペンルートのバリアフリーはつぎのようになっていますので、障害者や高齢者などのハンディでも楽しめます。
立山駅から黒部湖駅までの間は、各駅における階段の昇降や乗り物への乗降の際、立山ケーブルカー・立山高原バス・立山トンネルトロリーバス・立山ロープウェイ・黒部ケーブルカーの駅係員の援助を受けられます。
黒部ダム駅では、黒部ダムまでのスロープを利用できますので、障害者や高齢者などのハンディの方でも移動が可能です。扇沢駅にはエレベータを設置されています。
2009年11月、黒部ダムエリアのバリアフリー通路の設置が完了しました。車椅子やベビーカーでも観光放水がご覧いただける他、レストランのご利用も可能となりました。

上高地

上高地の大正池散策は基本的には平坦で整備状況もいいので車いすの利用も可能です。「河童橋」には段差解消のため、横にスロープがついています。
上高地の新緑を代表する木がケショウヤナギです。ケショウヤナギは北海道の一部と、ここ梓川の流域など限られた地域にしか残っていない珍しい種で、若い木の幹や枝が白くおしろいで化粧をしたように見えることからその名がついたと言われています。大木になると枝の先端で多数枝分かれし、こんもりとした樹形を作ります。上高地では、田代橋から上流に分布し、川辺では成長した群落、中洲では若い群落を見ることができます。
大正池と田代池を結ぶ、上高地おすすめの自然研究路は全長1.9km、片道40分です。河童橋から大正池までは2時間程度で往復できます。梓川の流れと焼岳を眺めながら進む「梓川コース」と、森林浴しながら木道を歩く「林間コース」の2コースがあります。

栂池自然園

栂池自然園にはミズバショウ湿原の広く散策しやすいバリアフリー木道があり、障害者や高齢者などのハンディも車いすで新緑を満喫できます。このミズバショウ湿原はあまりに平坦なので忘れてますが、標高1860mです。ここを一周するだけだったら、バリアフリーで誰でも見られます。
5月下旬には栂の森あたりまで新緑前線は上がりブナの芽吹きも始まります。ロープウェイに乗ると目の前に北アルプスの雪を抱いた雄大な景色が飛び込んできます。自然園はまだまだ雪の中ですが、雪解けも徐々に進んでいます。水芭蕉のホールもだいぶ大きくなり元気な水芭蕉たちが迎えてくれます。
6月初旬になると、新緑前線は標高1700m辺りまで上ってきます。ゴンドラやロープウェイから眺める新緑の景色は本当にきれいです。栂の森周辺のブナの新緑は素晴らしく心が洗われるようです。

笹ヶ峰一周歩道・笹ヶ峰夢見平遊歩道

笹ヶ峰一周歩道は牛が放牧されている笹ヶ峰牧場や、2000メートル級の山々を水面に映し出す清水ヶ池や乙見湖、本州最大のドイツトウヒ林などを巡る約10キロのコース・笹ヶ峰夢見平遊歩道は笹ヶ峰ダムから、ブナやカラマツなどが繁茂する森の中を進み、季節の花々や巨樹・巨木を見ながら散策する約10キロのコースです。
妙高高原・池の平温泉近くのイモリ池一周に所要時間は10分ほどの遊歩道があり、妙高山の新緑を眺めながらの散策を楽しめます。池を一周する遊歩道はバリヤフリーの整備もされています。いもり池は森林セラピーロードに指定された“妙高高原自然歩道”の中間点にあたります。

宿泊施設

▽中部山岳国立公園付近の電鉄富山駅のバリアフリーの宿はとやま自遊館、砺波ロイヤルホテル、オークスカナルパーク富山、ホテルリラックスイン富山、ダイワロイネットホテル富山などがあります。
「とやま自遊館」から『電鉄富山駅』までは車で約5分、「砺波ロイヤルホテル」から『電鉄富山駅』までは車で約55分、「オークスカナルパーク富山」から『電鉄富山駅』までは車で約5分、「ホテルリラックスイン富山」から『電鉄富山駅』までは徒歩で約5分、「ダイワロイネットホテル富山」から『電鉄富山駅』までは車で約5分です。
▽中部山岳国立公園付近の信濃大町駅のバリアフリーの宿は大町温泉郷緑翠亭 景水、チサンイン塩尻北インターなどがあります。
「大町温泉郷緑翠亭 景水」から『信濃大町駅』までは車で約15分、「チサンイン塩尻北インター」から『信濃大町駅』までは車で約1時間5分

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お客様の出発点から黒部アルペンルートへ案内をしています。地図左上の「その他のオプション」をクリックすると、大きな地図になります。出発地を入力し、検索ボタンをクリックすると、出発点と黒部アルペンルート間を、紫色の太線でルート案内します。

黒部アルペンルート間管理人が大好きなスポットです。

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